「経営学概論」対象企業参加の最終プレゼン

先週5月27日(金)で立教大学大学院経営学研究科LDCコースの最終日でした。
4月からスタートして、わずか2ヶ月でもうおしまいです。
通常大学・大学院の授業は、1回1時間半で14週行われるのですが、
担当した講座は、2回分を同一日に実施し、7週間で終えるようになっています。

下記にシラバス(授業計画)を載せておきますが、
全7週間で、経営学理論の復習をしながら、グループで興味のある会社を1社選んで、
経営学理論を応用して、自分たちなりにその会社の「中期経営計画案」を作るというものです。

個別の会社名については触れませんが、いずれもデータ入手が比較的容易な株式公開企業で、
かつ、受講者が業務内容を理解しやすいB2C企業を選んでもらいました。
選ばれたのは、ベンチャー企業~老舗企業までいろいろありました。

受講者には、対象企業へのインタビューが課されていたので、私の方から、「良かったら、
最終プレゼンに聴きに来てもらってはどうか?」とアドバイスし、受講者自身にコンタクトを
取ってもらいました。

すると、5グループで、対象企業が5社あったのですが、そのうち何と4社もの企業の方々が
参加してくれたのでした!

中には中計を担当する経営企画の方もいらっしゃって、けっこう真剣モードで聴いてもらい、
かつQ&Aをやってもらいました。

Q&Aの中には、「なんでうちのことをそんなによく知っているのか?」とか、「皆さんの提案を
もう少し具体的に聞かせてください。」等受講者のクオリティの高いプレゼンに、つい本気モードで
の質問もありました。
また、自社の中期経営計画の作り方・実施方法について反省の弁が出る会社もありました。

わざわざ金曜日の夜に参加いただけたことも嬉しかったのですが、受講者の人たちのプレゼンと
対象企業の方々の質問と突っ込みで大変盛り上がった最終回になりました。

引き受けて良かったと思える講座でした。

オフィス井口のワークショッププログラムは、上記のようにミニ講義と演習を積み重ねることで、
中身の濃い中期経営計画案が出来るプログラムです。
ご関心があれば、こちらをご覧ください。

Follow me!