「ウチの上司にメンタリング研修を受けさせてください!」

先週、新しいお客様で、新年度から新たに社内大学を立ち上げようとしている
お客様の事務局の方から、表題のような依頼をもらいました。

社内大学というのは、よくある社内で行う研修コースで、○○カレッジと呼ばれていたり
するやつですが、かつて実施していたことがあったようですが、中断していて、
社長交代を機に再開したいとのことでした。

社内大学の受講者そのものは、課長クラスや課長手前の方々が対象となりそうですが、
今回のメンタリング研修の対象者は、役員・部長クラスになります。

事務局の方は部長クラスの方なのですが、なぜメンタリング研修が必要と思われたのでしょうか?

彼曰く、「私も昔、社内で提言を行う研修を受けさせてもらったことがあるんですが、
その提言を受け取る側の理解がなくて、けちょんけちょんに言われたことがあるんですわ。」
「せっかく、長い時間を掛けて、皆で議論してまとめても、あんな風に言われたんでは、
やる気を無くします。」
「今回、それを開催することになって、『この講座の受講者の人達には、ああいう思いをさせたく
ないなぁ』と思いまして。」ということでした。

なるほど、せっかく時間を使って会社への提言をまとめても、ただけなされるだけでは、
やる気がなくなってしまいますね。

私は、こうした提言講座を指導してきた経験があるとともに、その提言を受けたり、また途中で
アドバイスしたりする人たちに「メンタリング研修」を実施してきたことがあるので、
「それでは、やってみましょう。」と二つ返事でお受けすることにしました。

下記の表は、メンタリング研修の最初で紹介する「メンターと上司の違い」というページです。
まずは、ここから始めなければなりません。

 

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