プレゼン結果の振り返り

先日、お客様社内で改革や新規事業の提言を行うアクションラーニング型の研修の
一環として、社内で中間報告会をやってもらいました。
プレゼンを行うのは部長クラスで、聞き手は、その少し上のクラスの人たちです。

8グループあり、1グループ3~4名で自分で提言テーマを決め、
リサーチや分析を行い、その結果をプレゼン資料にまとめて、社内で提言を
行います。

今回は、その3分の2位まで来たところでの中間報告会でした。

1日目で中間報告会を行い、その結果評価を集計して、2日目にその振り返りと
改善策の検討を行うのですが、振り返りを行ってもらった結果、
下記のレベル感で評価してもらったところ、
なんと8グループ中4グループが、レベル0:分かってもらえなかったでした。
そして、レベル1:分かってもらえたが、3グループ
レベル2:提言内容に賛同してもらえたは、わずか1グループで、
レベル3:素晴らしい!すぐやれは、ゼロでした。

発表時間が短かったこともあるのですが、提言を行った人たちからすると、
だいぶ残念だったようです。

理由は、いろいろ考えられますが、脇で聞いていて一番重要と思われたのが、
骨となる論理構成・ロジックの分かりやすさです。

今後伸びる市場があるので、当社の強みを活かして参入し、事業拡大していきましょう
というシンプルなロジックが通じるテーマは、受け手の理解度も高く、
結果として評価もよくなります。

それに対して、いろいろと複雑なロジックをこねくり回したものは、
分かりにくい、いいかどうか分からないという評価に繋がります。

聞き手は、初見で見て聞くわけですから、シンプルで分かりやすいロジック
幹に据えることが大切ですね。

受講者の人たちには、これを反省して組み立てを考え直してもらいました。

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