オンラインチャット メリット&デメリット

zoom等のオンライン会議ツールには、チャット機能がついています。
このチャット機能を使うと、会議出席者全員または特定個人宛にリアルタイムで
メッセージを送ることができます。
今回は、まずそのオンラインチャットのメリットについて触れたいと思います。

2年前から研修やセミナー、授業、会議にzoomやTeamsを使ってきていますが、
今年4月から立教大学大学院で新しくできたLDC(リーダーシップ開発コース)の
授業を1コマ持ち、社会人大学院生を相手に、「経営学概論」という講座を金曜日の夜に
オンラインで行っています。

コースがリーダーシップ開発コースなので、受講者の自発性が強く、
私が講義中でも盛んに受講者同士でチャットのやり取りが行われています。

自分がしゃべっている最中に書き込まれるので、いちいち全部読んでいられませんが、
授業終了後に保存されたチャットを読み返してみると、その件数の多さに驚かされます。
だいたい、2コマ続きの授業で、延べ3時間半程度行われるのですが、その間のチャット数が
150件、間隔で言うと、約1分半に1件のチャットが入っているのです。

その内容は、講義メモや講義内容に関する感想、発言者に対するレスポンス、発表者に対する賛辞等
様々です。

これまでこんなに多くのチャットが交わされるセッションを経験したことが無かったので、
その活発さに驚かされました。
皆さん、2年間授業を共にする仲間だから出来ることかもしれません。

そこで、以下に、今回のことから分かったオンラインチャットの利点をまとめてみました。

このオンラインチャットといういのは、リアルのミーティングや研修、セミナーではできませんから、
オンラインならではの利点ですね。
とてもいい機能だと思います。
これで受講者の集中力も続いているように思います。

一方、デメリットの方ですが、受講者同士で勝手な会話、無駄話がなされるようだとかえって邪魔になりますが、
受講者同士でチャットを行えるようにするか、しないかは主催者側でコントロールできるようになっています。
このため、チャットは、たとえ特定の相手に向けたものでも、基本的には全員に向けて発せられるので、
今のところはそうした問題は出てきていません。
いわゆるリアルな教室で生徒同士でヒソヒソ話ということはないわけです。

ただ、通常のオンライン会議のような場で、誰かが発言中に、関連の薄い又は発言内容に否定的な
チャットをわざと入れたりすると、気分を害されることもありうるので、
その点は気を付けたいところです。

ということで、オンラインチャットのメリットとデメリットを比べると、メリットの方が大きいので、
皆さん、積極的にオンラインチャットをするといいと思います。
また、そうしたスタイルに慣れていくといいと思います。

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