階層別研修の効果

社歴の古い会社の階層別研修をやっています。
この会社では、最近しばらく階層別研修をやっていなかったそうで、
わざわざ仕事が比較的暇な時期を選んで、実施することになりました。

そして階層に分けて実施することにして、
事前課題とか出したら、反発や心配の声があがりました
「こんなこと今さらやるんですか!」とか、
「体験談には個人的なことも書いたので、みんなの前では発表させないで」等。
こうした反発・不安に事務局も不安に感じたようで、
お手柔らかにお願いします。」
という感じでした。

それで、こちらもかなり構えてやってみたところ、
研修が始まると、事前情報とはだいぶ違っていて、皆さん、
グループ討議など和気あいあいと話し合いが行われ、
グループ代表による発表もスムーズで、
Q&A等も活発に行われました。

こうした反応に、「暖簾に腕押し」感の当方は、
「???」という感じになりました。
彼らは、この研修を敬遠するというよりは、
逆に楽しんでいるじゃないですか!

それで、本人たちの会話を聞いていて、こんなことを思いました。
「あぁ、彼らは、久しぶりに業務以外の話ができて楽しいんだろうな。」と。

それで、階層別研修の受講者が感じる効果を以下のようにまとめてみました。

階層別研修主催者には、「○○を身に着けてもらいたい」等の表向きの目的
あるのでしょうが、受講者が実際に感じているメリットは、
以下のようなものではないでしょうかね。

 

階層別研修の表の目的と裏の目的をうまく調和させて実施するといいですね。

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