日本人に求められるコミュニケーションスキル

先日、某商社で毎年行われている課長クラスのマネージャー研修を実施しました。

その中のプログラム要素の１つに、スキル診断があり、
(1)マナー等基礎スキル（コミュニケーションスキル）と
(2)マネジメントスキル
があり、下表のような項目についてその場でスキル診断を行ってもらいました。

このスキル診断は、弊社が１０年ほど前に開発したもので、
某クライアントの立て直しコンサルで入った際に、社員全員のコミュニケーションスキルの
改善が必要だったために、新たに開発したものでした。

その後、他の業界、他の業務についても適用していますが、
例えば、病院のようなところでも、「ウチに合っている」と
言われたくらい、どの業界・組織にも適用可能なことが分かりました。

ですので、この商社についても使ってもらっていたのですが、
今年は、受講者の中に中国人の女性が加わっていました。
果たして中国人の彼女には、このスキル診断はどう映ったのでしょうか？

彼女にもスキル診断をやってもらって、どのような感想を持ったか、
聞いたところ、「日本人の伝統的価値観が現れている。」と言われました。

つまり、中国人の彼女からしても、日本ではこうしたコミュニケーションスキルが
求められていると同感できるものだったということでした。
逆に言うと、我々日本人は、相手に、このスキル診断にあるようなコミュニケーションスキルを
求めているのだということが分かります。

この感想を聞いて、私は、ますますこのコミュニケーションスキル診断が
日本人・日本企業一般に当てはまるものだと自信を深めました。

このコミュニケーションスキル診断に関心のある方は、こちらをご覧ください。

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