中期経営計画を作成している会社は多いと思いますが、果たして
対外的、対内的に説得力のあるものとなっているでしょうか?

株式公開企業に求められるものにコーポレートストーリーというものがあります。
コーポレートストーリーとは、投資家に対してその企業の未来に期待して新規投資ないし
継続投資を行ってもらうために作成するものです。
投資家に対する「釣り書き」とでも言えるでしょうか。

以下のような組み立てになります。
この会社は、これまでこれこれの実績があり、こういう強みがあります。
今後世の中の変化は、こちらの方に向いていくでしょうから、
この会社のこうした強みをこのように活かせば、業績を伸ばせるでしょう。
そうした取り組みの結果、この会社は将来こんな会社になろうとしています。
実現できた暁には、これこれの経営目標が達成できる見込みです。
いかがですか、一口乗りませんか?
こんな感じのストーリーになっているといいわけです。

ただ、実際には、こうしたコーポレートストーリーとして語れる形になっている
ものは
少ないですね。

現状延長型のこの調子で行けば、こうなりそうだ的な中期経営計画が多いように
思います。

それだと、対外的にも対内的にも魅力の乏しい中計になってしまいますね。

あまりテクニカルな面に走り過ぎず、もう一度元のシナリオ=ストーリーに戻って
基本から考え直してみませんか?