世の中の人のやる気スイッチ

前回のコラムで人には10種類のやる気スイッチがありうることを紹介しました。

皆さんのやる気スイッチはいかがでしたか?

企業内研修を担当していて気づいたことは、役職階層が上がるほどやる気スイッチの
数が多いということでした。
だいたい部長層になると7つ以上が平均的です。

ただ、若い人となるとなかなかそうはいきません。
人によってばらつきがあります。
中には1つしかない人もいました。

このため、コンサル先に協力してもらい社員調査をしてみました。

その結果が、下記に示すグラフです。

一番やる気スイッチになる度合いが高かったのが、「人のためになる」「役立つ」ということでした。
8割程度の人がやる気スイッチになると応えています。
対象がサービス業の会社が多いので当然かもしれません。

続いて「自信」、何かやってうまくできると自信が付いてやる気になる。
人として当然のことですね。

意外に低かったのが、「お金」44%でした。
よく金銭的インセンティブが効くのではないかと思われがちですが、意外にそうでもない
実態が浮かび上がってきます。

このようにやる気スイッチになる度合いは、項目によって違うので、それを理解した上で
モチベーション施策を考える必要があります。

Follow me!