なぜ、指摘したことを直してこない?

先週、新年早々、2月の本番に向けて、最後のリハーサル会がありました。

リハーサルなので、プレゼン資料が固まっている前提なのですが、必ずしも
そんなにスムーズにはいきません。

今回は年末に事前提出のあった資料を、当方がわざわざ休日を使って、その資料の
見直しを行い、吹き出しコメントを付けて、丁寧に見直し指示を出しておいて
その修正が終わっている前提で、集まりました。

しかし、一部のグループで、肝心な部分の修正が出来ていないところがありました。

皆さんも、部下や同僚、発注先に資料の修正指示を出しておいたのに、
修正が不十分であったり、修正そのものをやってなくて、カチンときた経験
がおありではないでしょうか?

今回は、私の経験をもとに、その原因と対応策をまとめてみましたので、ご自分の
経験と照らし合わせてみて下さい。
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1.指示が理解できていない
症状:修正指示を受けた個所について、何を指摘されているのかよく分からない
原因:受け止める側の理解力不足もあったりしますが、修正指示を出した側の書き方や
指示の出し方が悪いケースもあります。
対策例:ですので、私の場合、自分が書いた修正指示を、いったん読み返して、他の人が
読んでも理解できるかどうか、誤解されないかどうかを確認するようにしています。
それによって、指示を書き足したり、直したりすることがあります。

2.直し方が分からない
症状:指摘されていることは分かるが、では、どう直したらいいのか分からない
原因:本人の知識・知恵不足もありますが、指示する側の指示が曖昧であったり、
直し方について本人任せで、受け取る側が自分の考えで勝手に直して、後で再度
修正させられることになりはしないかと思って、直してこないケースも考えられます。

対策例:直し方の指示を明確に出すことも考えられますが、少し本人に考えさせたいような
場合は、ヒントを出すとか、選択肢を与えるとか、本人の思考特性・思考力・判断力を
想定した上で、直してこられるような指示の出し方をする方法が考えられます。

3.直したくない
症状:他の仕事で忙しい時には、「直す時間が取れない」「直すのが面倒くさい」と
いうことがあり得ます。
原因:人間、何でも一度作ってしまうと、それを直すことが面倒くさくなったり、その手間が
惜しくなったりします。自分の心の中で、「いや、これでもいいんじゃないか?」
と自分を妙に説得したりし始めます。
また、それと合わせて、修正が必要な箇所の重要性、重大さが分かってない可能性があります。
「わざわざ直さなくても、いけるんじゃないか」と高をくくっているケースもあります。

対策例:こちらは、そのままではまずいことを、当方だけではなく、他の人も同じように
感じているので、早く直した方がいいということを分かってもらう必要があります。
今回は、リハーサルの前に、グループ間でフィードバックをすることをやってもらいました。
そうすることで、講師だけでなく、自分達と同じ目線の人達でも同じようなことを感じて
いることが分かって、直そうという意欲につながって行くことがあります。

4.自分の考え方に固執している
症状:指摘されていることや直し方は分かるが、「自分はこう思う」ということで、
頑固に直さないケースです。
原因:最近の若い人、特にゆとり教育を受けた35歳以下の人達によく見られる症状で、
上の指示を聞けない、自分の思ったようにやりたい、考えたいと、自己主張の強い
タイプの人達です。

対策例:こういう傾向の人達は、最近結構増えています。
私が取っている対策は、指摘しているのは私だけではなく、他の皆さんもそうなんだよ
と分からせることです。
今回も、そのグループのリハーサルの際に、私を含め事務局4名で感想・コメントを
述べたのですが、全員が、「ロジックが分かりにくい」ということで、
メタメタの評判でした。
さすがに、効いたようで、事後、反省の弁を述べていました。
そうでもしないと、改めないのでしょうね。
ただ、その際でも、「では、どうやって直したらいいか」が分かっていないと、
本人たちが途方に暮れてしまいますから、そのアドバイスは与える必要があります。

とまあ、このように、あの手この手でもって、顧客目線に立って分かりやすい資料作りの
指導を行っています。

皆さんの中で、自分はこんな工夫をしているというようないい取り組み・例がありましたら、
下記のコメント欄にお寄せください。

 

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