悲観主義から楽観主義に変えるヒント

日本人にマイナス思考=悲観主義の人が多いことは以前ご紹介しました。
だいたい6割~7割程度がマイナス思考の人です。

一方、アメリカ人にはプラス思考=楽観主義者の人の割合が多く、日本人とは対照的で
あることもお話しました。

ただそんなアメリカにも、一定程度悲観主義の人がいて、うつ病や自殺者が多いのも事実です。
私も留学時代に、パーティで出逢った米国人にひどく悲観主義の人が居たので、驚きました。
アメリカ人にもこんな人がいるんだと。
そうした悲観主義の人は、精神を病みやすく、寿命も短い傾向にあるそうです。
そして、そういう病める人たちを救うために、「ポジティブ心理学」という学問が生まれました。

そのポジティブ心理学の父と云われているのが、マーチン・セリグマンで、彼の研究によれば、
楽観主義の人悲観主義の人は、物事の受け止め方が正反対だそうです。

つまり、何か良くないことが起こった場合、悲観主義の人は、
この悪いことはずっと続き、自分の周りでは、いつもこういう悪いことが起こり、それは少なからず
自分の所為であると受け止める傾向にあるそうです。

それに対して、楽観主義の人は、同じことが起こっても、
この悪いことは、たまたま起こっただけで、今回のケースだけのことで、何か周りにあることや他人が
その原因であり、自分は悪くないと思う傾向にあるそうです。

この受け止め方の違いを表にしたのが下表で、悲観主義者と楽観主義者は正反対の受け止め方をして
いることが分かります。

それは、何か良いことが起こった場合も同様で、受け止め方が正反対なのです。

これは、逆に言うと、悲観主義の人も、自分の受け止め方の癖を自覚し、ふだんから、それと反対の方向に受け止めるようにすると、楽観主義に変われるということになります。

仕事柄いろいろな人に会うのですが、その際、だいたいその人の表情から楽観主義の人か悲観主義の人か見分けが付くようになりました。

そして、ときどき驚かされるのが、顔つきは悲観主義の人そのものなのに、性格テストをすると、楽観主義と出てくる人がいることです。それで、不思議に思って、その人に尋ねてみると、「実は、私、極度のマイナス思考だったんですが、そんな自分が嫌になり、考え方を変えるようにしたんです」という回答が返ってくるのです。

こうして、悲観主義から楽観主義に意識的に変えている人がいるということは、皆さんもそのつもりになれば、出来るということでもありますね。

私が提唱、紹介しているビジョン・ストーリーという手法も、悲観主義から楽観主義に変えられる方法の一つです。

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