声が出なくなって、あえなく降板!
先週(月)午後から、毎年恒例の2泊3日の某企業の役員研修に登壇していた
のですが、半日しゃべって、夕方になったら声がかすれていました。
それでも、ケアして一晩寝れば治るのではと思って、翌朝起きてみたら、
殆ど声が出なくなっていました。
「これでは行けない」と思い、始業前に研修受託会社の営業担当者にメールして、
急遽講師交代を依頼して、午後から降板しました。
講師交代をしてもらったのは人生初でした。
自宅に戻って、医者に診てもらうと、「細菌性咽頭炎」とのことで、声が戻るには
1~2週間掛かると言われ、抗生物質等を5日分処方されました。
すぐに自宅に戻って、その週の残りの仕事はすべてキャンセルし、安静にして
身体と喉を休ませることにしました。
講師業なので、声が出ないのでは仕事になりません。
(水)(木)(金)と3日3晩寝て、ようやく体調が戻ってきました。
今週もまだ分かりませんが、今回は、なぜこういう事態になったのかと
今後の対策について考えてみました。
<原因編>
1.仕事の入れ過ぎ
・今年は中計策定を頼まれる企業が重なり、通常の研修やセミナーと合わせ
週5日稼働日が増えていました。
・その前の週も、日曜日から前泊で金沢入りし、(月)に終日ワークショップ
(火)(水)はつくばで別の会社の終日ワークショップ、(木)(金)は東京で
また別の会社のワークショップと、ほぼ毎日朝から晩までワークショップが入っていました
2.懇親会参加による疲労と寒い時期の感染リスク
・研修会の初日には懇親会が付き物で、金沢でもつくばでも懇親会がありました
・大勢が参加する懇親会の中には体調不良の人もいて、そうした人からの感染
リスクがあります。
・昨年も、某企業の研修の懇親会でコロナをもらいました。
・今回もワークショップ中に1人マスクをしている人がいました。
・懇親会ではお酒を飲みますので、長時間に及ぶと、飲酒量が増えるのと、
体力を消耗します。
3.週末に休めない
・ウィークデーが忙しければ、週末に休めばいいのですが、そういう訳にも行きません。
通常は、翌週以降の研修などのためにテキスト類の準備があります。
・今週は、さらに(土)に大学時代のOB会があり、幹事でもあったので、役回りもあり、
負担が重かったようです。
・その結果、(土)の夜から鼻水が出始め、翌(日)には終日休んでみたのですが、
完治していなかったのか、(月)に喉に来てしまったわけです。
<今後の対策編>
1.仕事を入れ過ぎない
・体験的には、週4日稼働位が気持ち的にも身体的にも楽ですね。
・ただ書き入れ時にはそうも行かない時がありますので、そうした際には、
期間限定で週5日稼働も可とします。
2.多忙な時期や寒い時期は懇親会に参加しない
・懇親会は、どちらかというとお客様同士が親しくなるのが主目的ですから、
講師は必ずしも参加しなくてもいいわけで、多忙な時期や感染症が流行りやすい
寒い時期は懇親会には参加しないようにします。
3.週末は休む
・休むと言っても、実は翌週や翌々週のテキスト類の準備があったりするので、
まったく休むわけには行かないのですが、それでも出掛ける用事に比べれば
身体への負担は少ないので、外出しての懇親会などの参加は避けるようにします。
・性格的に人の期待に応えたいと思う方なので、誘われると行ってしまうのですが、
今後は、体調を考えて「断る勇気」も出していきたいと思います。
ということなのですが、まずは当面は声の回復に努めます。
昨年から「あおいめ」で気持ち面の対策をメインに取って来て、それなりに効果があった
のですが、いよいよ実働面での対策も必要になったようです。