中期経営計画を作る効果

先日、昨年半年かけて中期経営計画を作るお手伝いをした会社の社長と幹部の方々と
会食をする機会がありました。

その会社は、もともと私が中計策定をお手伝いしていた会社の子会社に当たるのですが、
親会社から来た新社長が、業績が停滞しているこの会社でも、
同様の中計を作って業績を伸ばしたいと仰って、お手伝いをしたのでした。

手始めに長期ビジョンは社長との面談方式で作り、
それに基づいて幹部の方々が中計策定プロジェクトメンバーということで参加して
1ヶ月に1回集まってもらい、議論を重ね、
年末には、自社の中期経営計画という形でまとめてもらいました。

最初は、「これ以上業績を上げるのは無理!」と言っていた人たちでしたが、
過去業績推移やコアコンピタンス、外部事業環境分析等と進めるうちに、
だんだんとその気になってくれました。

最終的には、3ヶ年の活動計画と初年度上期の実行計画まで作って、
きちんとまとめ上げました。

年末にはまとまったので、1月~3月までブランクがあったのですが、
3月末の業績を聞いて、驚きました
何と、中計スタート前の前年度で、中計の3年後の売上目標を超えてしまったというのです。

目標が低かったと言えばそれまでですが、
それでもその会社は、そんな数字を上げたことがなく、
過去最高業績となったのでした。

それで、その懇親会は、お礼の会ということになったのでした。

新たな目標はまた設定することになるのですが、
こんなことは私も初めてだったので、
その理由をつらつらと考えてみました

以下がそのまとめになりますが、
中期経営計画をみんなで作り上げること自体が、
こんなにもプラスの効果を発揮するんですね。

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