出来過ぎにちょっと驚き
先週、過去複数回にわたって中計策定をお手伝いしている顧客を訪問して来ました。
そしたら、いろいろと驚かされることがありました。
一つ目は、新本社ビルです。
出来たとは聞いていたのですが、行って見てびっくり。
デカいのです。
売上高数百億円規模の会社ですから、そんなに大きなビルは要らないはずなのに、
そのデカいこと。
正味4階建てですが、1フロアー分の天井が高いので、6階建て以上の高さが
あります。下から見上げる感じです。
さらに、奥行きが深いこと。100メートル以上もあり、なかなか奥の大会議室
までたどり着きません。
さらにまだ驚かされることがありました。
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1階~3階は物流子会社が入っていて、倉庫を兼ねているのですが、
その倉庫の装備が、自動倉庫あり、冷凍冷蔵倉庫有りで、いろいろと設備が
良く整っていて、昔のイメージと全然違ったので、驚かされました。
3つ目に驚かされたのは、好業績です。
もともと輸出がメインの会社で、この円安で業績が伸びていたのは知っていたのですが、
中計で設定したシナリオ・プラニングの「ウハウハシナリオ」というベストシナリオの
上を行く売上と利益を叩き出していたのです。
もちろん輸入部門もあり、そちらは不調だったのですが、その減少分などものとも
せず、絶好調の業績でした。
新中計のプロジェクトリーダーの役員から、
「これも井口先生の指導のお陰です。」
と言って頂いたときは、お世辞半分と思いながらも嬉しかったです。
4つ目に驚かされたのは、中計策定時の事業戦略がうまく行っていたことでした。
いい戦略というのは、戦略立案時にすでに行ける感が感じられるもので、
そういう事業戦略が複数ありましたので、期待していましたが、
期待通りの成果を挙げていて、
担当マネージャーが出世していました。
これも嬉しかったですね。
5つ目に驚かされたのは、新メンバーの層の厚さです。
前回中計時と半分以上メンバーが入れ替わっていたのですが、
新メンバーの顔つきが、なかなかいいのです。
シャープさと行動力を感じさせる顔つきの人達が揃っていました。
内心「おお、これは期待が持てるなぁ」と感じました。
ということで、新中計プロジェクトがスタートしたのでしたが、
前中計の成果が思っていた以上に出ていたので、
嬉しいかったとともに、大変驚かされたのでした。
この会社は、以前からバックキャスティング型中計策定に取り組んでおり、
その継続的な取り組みがこうした成果につながったのだと感じました。
まだまだ行けそうですね。
期待が持てました。