プレゼンに求められる「語り」のレベル

皆さんがプレゼンテーションで軽視しがちな「語り」ですが、
実際には、この「語り」がうまいか下手かで、印象やその後が大きく変わります。

一般には、プレゼンで「話しがうまいね」と言われるレベルが求められますが、
レベル感を持ってもらうために、以下の4段階を設定しました。

1.読む・・・・・・よくプレゼンで、投影されている資料を読み上げる人がいますが、
ぜんぜん魅力を感じないですね。
読み上げるだけなら、話してもらうことはないので、説明者は要らないことになります。

2.説明する・・・よく「それでは説明させて頂きます」と言って始める人がいますが、
説明を受けるだけであったら、「分かった」「理解した」で終わってしまうので、
話がそこから先に進めません。これでは不十分です。

3.語る・・・・・自分の想いやアイデアを語ってもらうと、何か感じるところがある場合、
協力しようかという気持ちも湧いてきます。最低このレベルは必要ですね。

4.訴える/アピールする・・・よく駅前で、街頭演説している政治家がいますが、
彼らの場合、通りすがりで聴く気のない人たちに足を止めてもらって、
自分の話を聞いてもらわなければいけないので、このレベルが必要になります。
ただ、通常のプレゼンの場合は、相手は聞く気になって来てくれていますから、
ここまでは求められないわけです。

さらに、「語り」にも下記のようにレベルがあって、レベル5「聞き手が語り手といっしょに
それを実現したい気持ちが湧く」レベルで語れるといいですね。

それには、工夫と練習が必要です。

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