忙しい人への話の順番
社長や役員、上司は多忙なことが多く、なかなかゆっくり話を聞いてくれる余裕がありません。
話し掛けようとすると、「後でもいいかね?」と言われて、後回しにされてしまうこともあります。
それでも、大事なことは早く伝えておかないと、
後になって、「何で早く言わなかったんだ!」と𠮟られることがあります。
そうした際に、「あのー、実は・・・」みたいなのんびりした調子で話しかけると、
「なんだね!?早くいい給え!」
とイラつかれてしまいそうですね。
そこで、忙しい人に話しかけるときの話の順番のコツをご紹介します。
この順番で話が出来ると、もう忙しい人を恐れる必要はありません。
パッ、パッ、パッと話が進んで、すぐに用件が片付きます。
それは、以下の通りです。
まずは、
1.都合を聞きます。「あの、今いいですか?」→「うん、なんだね?」
2.用件を言います。「先日の、B社との提携の案件ですが・・・」→「うん、それで?」
3.結論を言います。「今朝、先方から断ってきました。」→「えっ!?どうして」
4.背景や理由を述べる。「どうも、別の会社とも話を進めていたようで、そちらとの話が進んでいるようです。」
→「なんだ、そうだったのか。」「それで、これで話はお終いということか?」
5.Q&Aを行う。 「はい、今回は。」→「じゃあ、しかたないな。」
6.確認を行う。 「別の会社と進めた方がいいですか?」→「そうだな。どこかあれば。探しておいてくれ。」
「分かりました。」(了)
という感じです。
1分くらいで済みます。