事業計画を見直すかどうかのポイント
運用を始めた事業計画と実績の乖離が生じて来た時、
事業計画そのものを見直すべきかどうかに悩まされます。
セミナーでは、事業事例をご紹介しながら事業計画を見直すべきかどうか、
見直すならどのようなケースかというポイントをお伝えしています。
弊社のクライアントからも、初年度の乖離が大きくなったので見直したい
という問い合わせがありました。
最終的には、自社で判断してもらうしかありませんが、
一般的には、以下の5つが見直すべきかどうかのポイントになります。
例えば、今回のコロナショックのように、「急激かつ大きな環境変化による前提条件の崩壊」が
起きて、既存の事業計画の運用が困難になった際には見直しが必要になります。
また、中計などの事業計画の目標が高すぎて、およそ達成見込みがなく、皆、その高い目標を
目標と思えなくなってしまった場合などは、「目標機能の喪失」となり、見直しが必要となります。
このようにいろいろなケースがありますが、重要なのは、川の流れが変わった場合に、
船の漕ぎ方を変えないで、川の流れに合わせて目標をころころ変えるようなことはしてはいけないと
いうことです。