上司のタイプ別対処法

独立でもしない限り上司というものは一生付いて回るので、上司とのうまい付き合い方を
身に付けておくといいですよね。

では、上司にどんなタイプがあるかというと、いろいろな分け方があると思いますが、
一つ参考になるのが、上司のリーダーシップスタイルで分ける分け方です。

仕事柄、大企業の部長クラスの研修講師をよく引き受けていますが、
観察していると、下記に示すリーダーシップスタイルが研修中にもよく見受けられるので、
いつでもどこでもそのスタイルが出ている可能性があり、
このスタイル別に対処法を考えると良さそうです。

そのリーダーシップが下記に示す6つのリーダーシップスタイルです。
ベースは人事コンサルのヘイコンサルティングの区分に基づいています。

日本人のマネージャーで一番多いのは、C.調和型E.民主型で、合わせて50%位に上ります。
両者に共通しているのが、人間関係を重視している点です。

タイプ別対処法は、下表を参考にしてもらえればと思いますが、問題は、何か上に提案したい時にどうするか
ということです。

民主型の場合は、多数派工作を行うという方法があります。
周りに自分の意見を伝え、予め賛同を得るという方法ですが、その際、気を付けなければならないのは、
周りの人が本番で賛成に回ってくれるかどうかということです。
こちらが話をした際には、良いように言っていても、いざとなると裏切られることがあります。
多数派工作を行うを行う場合は、票読みが重要ですね。

一方、調和型の場合は、自分の意見を持たない上司が多いので、いくら提案しても、上から言われない限りYesと
言わないということがあり得ます。

そうした場合は、上司のさらに上の上司に訴えて、上司の上司から指示してもらうという方法があります。
ただ、そういう手法を毛嫌いする上司もいるので、その辺りは、人物をよく見て行った方がいいでしょう。

いずれにしろ、上司というのはどこに行ってもいるものなので、上司とのうまい付き合い方を心得ておく必要がありますね。

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