提言テーマの仮説検証三段掘り

社内で提言を行う際、提言テーマの選び方提言内容のレベル感に頭を悩まされます。
どのようなことについて、どこまで提言すればいいのか?
通常業務と範囲や内容も異なるため、戸惑う人が多いと思います。

これまで15年以上にわたってこうしたプログラムの指導を行ってきた経験から、
以下のように考え、指導を行っています。

まず提言テーマ選びですが、
出発点は、自分たちの問題意識からですが、それを起点としながらも、
自社にとって重要なこと、他社と比べて劣っている点、今後の新たな変化を取り入れる視点等を
入れて複数の候補の中から選びます。
最初から決め打ちというのもありえますが、中間報告で経営陣か「ノー」が出されると
テーマチェンジが必要となるため、まずは複数候補を出しておくのが無難です。

そして、テーマを選んだあとの進め方は、下記の図にあるように、仮説検証の三段掘り
念頭に置いて、0.問題仮設設定とその検証、1.解決策仮説の設定とその検証、
2.施策仮設の設定とその検証というふうに、仮説を立てながら、深掘りをして行きます。

そして、中間報告時点では、
・テーマ選定の良し悪し、
・0次仮説設定とその検証、
・1次解決策仮説の設定
辺りまでを社長を含む経営陣から確認が取れるように準備をします。

中間報告で、ここまで確認が出来たら、続いて解決策仮説の検証と、
施策仮設の設定&検証と進んで、最終報告に備えます。

そして、もし中間報告でテーマ自身について「ノー」が出たら、
テーマの差し替えを行って、再度やり直しとなります。

最短距離でたどり着けるといいのですが、初心者も多いため、
なかなかそう一直線に進めるケースは稀です。

こうした内部で経営に提言を行うアクションラーニング型の研修に
ご関心のある方は、下記までお問い合わせください。

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