第10回ストーリーシェアリングへ
先日、米国のストーリーテリング研究者が来日して、日本におけるストーリーテリング実践者に会いたいとのことで会った。彼曰く、米国では、企業においてストーリーテリングの活用が盛んであるが、往々にして語り手から聞き手への一方的な […]
第9回ビジョン・ストーリーの7つの活用法
「ビジョン・ストーリー」は、ぼんやりとした将来像を具体化できるという意味で、その活用法は大きく分けて7つある。 1つは、経営ビジョンの具体化である。我々は3年後、5年後こんな会社にしたいということを述べる際に、通常「環境 […]
第8回ストーリーを語り、人を動かす
「アリとキリギリス」と聞いて、おとぎ話の場面をすぐに思い出せるように、ストーリーは記憶・印象に残る。ストーリーは、ただ文章に書いて人に読んでもらうだけでなく、それを語って伝えることで、人に感銘を与え、聴いてくれた人たちを […]
第7回ビジョン・ストーリーの5つの特徴
前回帝人のブランドステートメントをテーマにして紹介した虎の門病院の「ビジョン・ストーリー」は、読者に明瞭なイメージを伝えることができたと思う。それは5つの特徴を持っている。 特徴の1つ目は、「具体性」ということである。前 […]
第6回ストーリーで将来イメージを作り、伝える
前回、私は「将来像」がイメージできるようになっている必要があると論じた。例えば、居酒屋チェーンワタミの渡邉美樹社長は、「夢に日付を!」で有名である。彼は、「私の『夢カード』には、私の夢や目標がびっしりと書き込まれています […]
第4回危機意識を持たせる
今回は、ストーリーテリングが効果的なシチュエーションのうち、「危機意識を持たせる」ということについて考えてみたい。 「危機意識を持たせる」にはストーリーテリングだけでは充分ではないが、ストーリーテリングもその中の重要な役 […]
第3回価値観を伝える
ストーリーテリングが効果的なシチュエーションのうち、「価値観を伝える」ということについて考えてみたい。 「価値観を伝える」には、過去の優れた経営者の判断や行動を引き合いに出すのが効果的である。例えば、本田技研では、本田宗 […]
第2回ストーリーテリングが効果的な7つのシチュエーション
ストーリーテリングが効果的なシチュエーションについて考えてみたい。論理と資本主義の国アメリカでも数年前からストーリーテリングが流行っている。ハーバードビジネスレビューなどでもストーリーテリングについてときどき論文が掲載さ […]
第1回「ストーリーテリング」で人を動かす
20年近くにわたってコンサルティングの世界に身を置いてきたが、長年、顧客に我々の提案を実行してもらうにはどうしたらいいのか、と悩み続けてきた。そして、その結果たどり着いたのがストーリーテリングである。ストーリーテリングを […]