ワークシートの記入レベル

弊社は、コンサルティングも研修もワークショップスタイルで行っているため、
参加者の人たちには、それぞれのワークショップの目的に応じたワークシート集を配布し、
ワークシート記入を行ってもらっています。

当然、ワークシートに何を書いたらいいか分かるように記入例を付けていますが、
参加者によってその記入レベルはまちまちです。

なるべくそのまま中期経営計画や事業計画に使ってもらえるようなレベルに
なってもらえるように指導を行いますが、低いレベルから引き揚げていくのは
大変なため、最初に記入する時から高いレベルを目指してもらいたいと思っています。

そこで、今回は、これまでたくさんのワークシートを設計し、記入してもらった経験から、
ワークシートに書かれている内容のレベルということで、
皆さんにワークシートの記入レベルを紹介したいと思います。

下記ステップが、ワークシートの記入レベルですが、
皆さんは、通常、ワークシートが配られたら、どの辺りのレベルを目指して取り組んでいる
でしょうか?

見ていると、多くの方が、まず埋められること、レベル2程度で満足しているように
見受けられます。
まあ、書けないよりは書けた方がいいのですが、それでは十分ではありませんので、
さらに上のレベルがあることを知って、高いレベルを目指してもらいたいと思います。

実際のワークショップでのワークシートのブラッシュアップは、以下のようなステップで
行います。
(1)ワークシートに関連したミニ講義を聞いてもらう
(含む記入例の説明)
(2)個人ワークでワークシート記入を行う
(3)グループ討議でまとめる
(4)グループ別発表を行う
(5)講師講評を行う
(6)事後事務局が統合案を作成する
(7)次のワークショップで事務局案を確認する
必要に応じて修正・ブラッシュアップを行う
(4)の段階でいいものが出来ていると、その後の修正・ブラッシュアップがやり易くなります。

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