やはりシナリオプラニングはやるべき

コロナショックも第5波が収まり、街には活気が戻り、リアルのセミナーの参加者も
徐々に戻ってきています。

そのセミナーの中でご紹介しているのが、下記の「コロナ禍のシナリオプラニング」で
実は、この資料は、2020年の4月に作って読者の皆さんにもご紹介したものです。

当時は第1波の最中で、世界中がこのやっかいな新型ウイルスがどんな災厄をもたらすのか
戦々恐々としていました。

その中で日本は、緊急事態宣言期間中に、政府からマスク着用や自宅待機を求められ、
従順な国民が「接触8割減」を目標に自粛していたため、下記資料の基本シナリオのように
進行するように思われました。

その際に、私が描いたのは、代替シナリオA:感染爆発シナリオでした。
今から振り返ってみると、デルタ株による第5波は、まさにこの代替シナリオのようになり
市中感染爆発が起こり、入院すらできず、自宅待機中に亡くなる人が続出し、
政府批判が高まりました

こう振り返ってみると、去年の4月時点で、代替シナリオAのような事態は想定できたので、
もっと早くワクチンの手当てをしておけばよかったと言えます。

逆に言えば、日本政府は、私が行ったようにシナリオ・プラニングを行い、
第5波のような事態に早くから備えるべきでした。

そうすれば、自宅待機で亡くなる人をもっと減らせたはずです。

このように考えると、政府もそうですが、企業側も今回のことを教訓に、
常日頃からシナリオプラニングをやっておくべきであると言えます。

しかし、実際には、目先のトレンド予測に終始し、少し長い目で見たシナリオ検討を
怠っています。

シナリオプラニングに関する2020年4月の投稿をご覧になりたい方は、こちらから。

シナリオプラニングの作成指導は、半日程度のワークショップで行えますので、
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