稲盛さんから学んだこと

稲盛和夫さんが亡くなられました。90歳でした。
京セラを創業し、そのセラミック技術で世界的な企業に育てあげ、
続いて第二電電を立上げ、現在のau(KDDI)に育て上げ、
その後、時の政府から請われ、瀕死のJALにたった3人で乗り込んで行って、
僅か数年で立て直す等素晴らしい業績を残されました。

その結果、パナソニックを興し育てた松下幸之助さんに続いて「経営の神様」と呼ばれ、
国内だけでなく、海外、特に中国で、熱烈な信者の人たちを生み出しました。

私自身は直接お会いしたことはありませんが、
若い頃から注目していて、その著書からいろいろと学ばせてもらいました。

その中の一つに、夢の持ち方、描き方というのがあります。
夢の持ち方については、「夢に日付を」の渡邉美樹さんからも学びましたが、
稲盛さんの「心を高める、経営を伸ばす」(PHP出版)という本の下記のフレーズが
印象に残っており、今でも研修のテキストの一部として使わせてもらっています。

ポイントは、「夢のシミュレーション」というキーワードで、
夢を詳細に描くことが重要だと仰っています。

私自身もその言葉を胸に、日々心掛け、また受講者の人たちに伝え、
実践してもらっています。
そしてその実践方法の一つに、ビジョン・ストーリーを書く」というのがあります。

人生100年時代といいながら、90歳で亡くなられてしまったのは、残念でした。

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