中計策定にVSを取り入れて成功した例
書籍やセミナーで、中期経営計画の策定や浸透にビジョン・ストーリーを活用する
方法をご紹介していますが、なかなか自社で取り入れてみたという話を聞きません。
中計というというと経営目標や計数計画というイメージが強く、ストーリーとの
親和性を感じにくいのかもしれません。
ただ、私がコンサルとして中計の策定指導を行う場合は、たいがいビジョン・
ストーリー作成のセッションを設けていて、その際はたいへん盛り上がり、
参加する皆さんの動機づけにも役立っています。
それで、今回は、中計にビジョン・ストーリーを取り入れて実際に成果を挙げて
いる事例をご紹介します。
富士貿易さんという船用品を扱っている中堅商社で、一般的な知名度は低い
ですが、実はこのカテゴリーでは、世界一の会社で、世界中の主要港に拠点を
構えビジネス展開しています。
今回は、ビジョン・ストーリー体験談集第3弾として、その富士貿易さんの
ナンバー2で船用品部門の統括責任者である小池常務にお話を伺いました。
同社は、すでに4回以上ビジョン・ストーリーを取り入れた中計策定に取り組
まれていて、素晴らしい成果を挙げていらっしゃいます。
では、具体的なインタビュー内容は、こちらをご覧になってみてください。
いかがだったでしょうか?
ビジョン・ストーリーの導入効果として、
(1)戦略や施策がストーリーとして一本に繋がってくる
(2)プロジェクト・メンバーのモチベーションアップに繋がる
(3)発表時に社内で理解・共感されやすい
(4)発表後に、若手の中計への参加意欲が増す
(5)結果として中計目標が実現する効果がある
等のことが語られていました。
既存または現在策定中の中期経営計画にビジョン・ストーリーを取り入れてみたい
方は、オフィス井口までお問い合わせください。