午前と午後で大違い!

先週、ある会社で、新規事業のアイデア発想ワークショップを、対象者が多かった
ので、午前と午後2回に分けて行いました。

やり慣れているワークショップで、午前中の3時間が順調に進んだので、午後
同じように進められるかと思っていたら、ずいぶんと雰囲気が違っていて、
ゆっくりしたペースになってしまい、途中で切り上げざるを得なくなってしまい
ました

途中で、いくつか思い当たる節があったので、軌道修正を試みたのですが、
やはりダメでした。

これまで同じワークショップを午前と午後に分けて行ったことは無かったので、
今回反省の意味も込めて、考えられる原因と対策を考えてみました。

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1.午前と午後の気分の違い
・人間、朝起きてから、夜寝るまでの間に、何回が気分が変わります。
・午前中の「さあやるぞ!」という気分と、ランチ後の午後の「まったり」気分。
・アイデア発想時は、この気分の影響を強く受けるため、午前と午後で気分がだいぶ
違った可能性があります。

2.連休明けの業務モード
・当日が3連休明けの火曜日だったので、午前中の人達は、連休の気分のまま参加して
いますが、午後の部の人達は、連休明けの問い合わせ対応や午前中のミーティング等
によって仕事モードの気分が強くなり、通常の業務モードが強くなり、新しい発想が
湧きにくくなったのではないかと思います。

3.元々の受講者の姿勢
・事務局によると、午前の部、午後の部のどちらを選ぶかは、本人の希望で決めたらしく、
アイデア発想に意欲的な人は、午前の部を選んだのに対して、上から言われて、
止む無く参加した午後の部の人達は、発想意欲に欠けていたかもしれません。

4.役員のオブザーブありなし
・もともとは午前・午後とも経営企画担当役員のオブザーブがある予定でしたが、
午前の部は都合が悪くなり、役員のオブザーブ無しでしたので、参加者の人達は、
気軽に取り組めたのではないかと思います。

以上4点が原因として考えられる点ですが、それに対する対策としては、
(1)気分リセット体操を取り入れる
(2)時間を少し長めに取る
(3)役員のオブザーブはご遠慮頂く
等が考えられます。

当日も、午後の部では(1)は取り入れたのですが、それでは十分ではなかったようです。
次回、同じようなことがある場合は、今回の反省を元に、対策を講じて行きたいと
思います。

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