顧客との対話力を高めるリアルコーチングとは
リアルコーチングとは、現場での様子を部下にリアルに再現ないし想像させながら、部下に対して効果的なアドバイスをコーチング的に行う方法です。これにより、単なる業務相談・報告とは異なる現場で使える、活かせる指導を行うことができます。
リアル
客先の様子をリアルに想像したり、思い出したり、会話内容を話したりして、リアルな現実感を出します。
コーチング
本人の気付きを重視します。上長から一方的に指示するのではなく、本人が「こうします」「こうすればよかったですね」と自分で気づいて、現場でそのようにできるようにします。
リアルコーチングの実際の流れ
出掛け前
上長:「この案件、どうやってやってくる?」
部下:「そうですね。前回ここまでいったので、今回は・・・・」
(客先での様子をイメージして)
客先
帰社後
上長:「あの案件、どうだった?」
部下:「ええ、○○について話したら、・・・・」
(客先でのやりとりを思い出して)
体験談
過去の成功体験談・失敗体験談を伝えることで、部下に間接体験を促し、やったほうがいいこと、やってはいけないことを学んでもらいます
再現ロープレ
最近の受注した事例をお客様役を付けてリアルに再現してもらい、皆に見てもらいます。本人が意識して行っていることと無意識で行っていることが同時に学べます。
リアルコーチング導入効果例
A社では、2011年5月末に、部長~TLクラスまで集合研修型でリアルコーチング研修を受講し、6月~各職場でリアルコーチングを活用し始めました
その結果、法人全体で、下記のように目覚ましい業績効果が現れました。