前回のコラムで「ワークシートの効用」について紹介しましたが、
ワークシート(テンプレートまたはフォーマットともいいます)は、
記入例がないと、
何をどう書いたら良いか、ピンときません。

例えば、下記の「問題意識の抽出」ワークシートですが、この枠だけ
渡されて、さあ書きなさいと言われても、何についてどう書いたら良いか
困りますね。

ですので、下の表ように記入例を付けて渡されると、書くべきことの
見当が付いて、取り組みやすくなります。

ただ、記入例があると、逆にその内容に引きずられやすいという難点もあるので、
要注意です。

中には、記入例をほぼ丸写しにして出してくる人がいたりします。
もちろんそういう人は、考える力がない人ということがすぐに分かりますので、
わざわざ自分は無能であると宣言しているようなものです。

ですから、
(1)本来自分で考えるべきであるのに、考えていないということと
(2)考える力がないか、考える手間を省いているというマイナスの
  メッセージを自ら発している
という点で、大きなマイナス評価要因になってしまいますので、要注意です。

記入例が付いていたら、わざと記入例とは違えて書くように心掛けた方が
いいでしょう。