日本と日本人が国を挙げて頑張るとき
先日TVのコメントで、日本と日本人が国を挙げて頑張るときは、モデルと目標が
はっきりしている時であるという話があったので、下表のように歴史を振り返って
みました。
飛鳥・奈良時代の律令制はモデルと目標が明確ですが、織田信長・豊臣秀吉による
天下統一は、目標こそ明確でしたが、モデルがあったかというと?ですね。
当時、中国はモデルになっていませんでしたし、西欧諸国も、ポルトガル、スペイン、
オランダ等で覇権争いをしていました。
明治維新や戦後の経済発展は、モデルと目標がはっきりしていました。
一番右のリストラの時代は、異論がある方もいるかもしれません。
ただ、カルロス・ゴーンが行った日産自動車の改革は、大企業の立て直しという点で、
いろいろな企業・経営者からその後モデルとされたことは確かで、
それがきっかけで、日本は長いリストラの時代を終わらせることができました。
さて、今回のコロナ禍対応ですが、どうやら、英国・米国・イスラエルなどがモデル
となり、ワクチン接種率を上げるということが目標となってきました。
そのため、急速にワクチン接種が進むようになりましたね。
皆さんの会社・組織もモデルや目標を明確にすることが、成長・発展のもとになる
かもしれません。
それを早く見つけられるといいですね。