先週、中計をスタートさせる会社で、PDCAのための補講を行いました。

お客様の会社で、中計のPDCAを行うためのブレークダウンを行うワークショップを
2回実施していたのですが、ある事業部の活動計画へのブレークダウンの
出来が悪かったので、その事業部だけ別途集まってもらい、個別にワークショップを
実施したのでした。

ワークショップでレビューしたのが、
(1)課題のブレークダウンシート
(2)事業計画書
(3)段取り計画書(実行計画書)
の3点セットでした。

中期経営計画に限らず、経営計画のPDCAは、下表にあるように、
1.経営目標
2.計数計画
3.活動計画
4.KPI
4項目を、それぞれPDCAのフェーズに合わせて一体として実行・確認していく必要が
あります。

通常の会社は、1.経営目標と2.計数計画は予算策定段階で立案するのですが、
3.活動計画と4.KPI設定が行われていないことが多く
この会社でも同様でしたので、今回中計PDCAのためのワークショップを実施したのでした。

しかし、補講を行わざるを得なかった事業部は、3.活動計画と4.KPIのブレークダウンの
仕方が甘く、下表にあるようなCheck段階で、きちんと確認できるような内容に
なっていなかったので、作り直してもらい、補講を行いレビューをしたのでした。

その結果、今回は詳細に活動計画が立案されていて、きちんとPDCAができそうな計画
なっていました。

それだけではなく、計画立案にあたって、すでに動き出し始めた案件もあり、
当初予定よりも早く成果が上がりそうな事案も出てきました。

これを脇で見ていたプロジェクトリーダーである役員の方は、「いやぁ、ずいぶん進歩した。
感心したよ。あとは、実行して成果を挙げるだけだね。」とコメントされていました。

過去2回の中計では、この部門は目立った成果を挙げられないで来ていました。
その原因の一つが、上表でいう(1)通常業務に埋没して、(2)課題取組み活動が
できていなかったことでした。
今回、それを具体化し、取り組んで行ってもらうことになっているので、3度目の
正直となることを祈念しています。