欧米企業では、よくMVVという言葉を使います。
MVVとは、
Mission: 使命、ミッション
Vision:   ビジョン
Value:   価値観
の頭文字を取ったものですが、企業の基本的な経営方針を示すようなもののことを
いいます。

最近では、日本企業でも欧米企業に倣ってMVVを掲げるところが出て来ています。
グローバル化してくると、海外法人や拠点の人たちに浸透させたいという考えが
あるのでしょう。

では、従来からある企業理念や経営理念とどこが違うのでしょうか?

これまで日本では、古くは社是・社訓に始まり、基本理念や社憲など企業ごとに
いろいろな呼び名の言葉が使われてきました。
企業理念と経営理念はほぼ同義で使われ、企業によって呼び方が異なります。

近年では、企業理念というと、以下の3要素からなると言われているようになっています。
(1)存在意義・・・・企業が何のために存在するのかを示した言葉
例:我社は、○○の提供を通じて社会に貢献する等
(2)経営の姿勢・・・企業経営のあり方について述べた言葉
例:不断の研究開発に努める等
(3)行動規範・・・・従業員一人一人の心がけ
例:相互信頼を旨とし等

先のMVVと企業理念の3要素との関係を表したものが下記の対応表になります。

中には、いろいろな言葉遣いがあって、どれがどれだかよく分からなくなっている
会社も見受けられるようですので、これを機に対応関係を整理してみるといいでしょう。

企業理念の中にはビジョンが含まれていないのに、MVVの中には含まれていることが、
一種欧米企業と日本企業との違いを表しているともいえます。