私たちの身の回りには、問題が溢れています。
例えば、コロナで人に会えないとか、収入が減ったとか、政府の対策が気に入らないとか、

2020年だけでも一杯ありましたすね。

では、あなたが問題と感じることを3つ挙げて見てください。
1.
2.
3.

それでは、それらの問題点に共通する「問題」の定義、つまり「問題」とは何かについて
考えて見てください。

答えは出たでしょうか?

一般に「問題」の定義は、「求められるレベルと現状とのギャップ」であると言われています。
英語で言うと、”Want Got Gap” といいます。
Wantは「欲する」という意味ですから、「求められるレベル」のことを指し、
Gotは、Getの過去形で、「得られたもの」という意味で、「現状」のことを指します。
ですので、英語の定義も、日本語と同じ意味になっています。

先に挙げた問題に当てはめると、次のようになります。
(1)コロナで人に会えない ・・・求められるレベルは、問題なく人に会えること
(2)収入が減った・・・・・・・・求められるレベルは、減る以前の収入レベル
(3)政府の対策が気に入らない・・求められるレベルは、あなたが気に入る対策

さて、(1)(2)は分かりやすいですが、(3)のあなたが気に入る対策とは何でしょうか?
これは、人によって求められるレベルが異なりそうですね。
そういう意味で(3)は、非常に主観的な問題だということが分かります。
ただ、我々は、よくこうした事柄を「問題」だとして、「問題視」します。

会議等で問題の議論をしていて、よくこうした主観的な問題を取り上げて、
問題だということが多いので、問題点の議論をする際に注意が必要です。

また、「求められるレベル」が主観的なケースだけでなく、「現状」についても
主観的な指摘がされることが多くあります。
例えば、「若者の礼儀作法がなっていない」、「社員がやる気がない」、
「みんな真面目に取り組んでいない」等、現状に対する捉え方が、かなり主観的です。

こうした主観的な問題は、そもそもそれが問題かどうかがまず議論になって、
そこから先に話が進みません。
問題を指摘している側の認識そのものが問題だというようなことがあるからです。

だからといってそうした問題認識を放っておいていいとは言いませんが、
問題解決に取り組むには、現状や求められるベルについて共通認識を形成する
必要があります。

そこで重要になってくるのが、「事実」です。
「若者の礼儀作法がなっていない」とは、どのような事実を指して言っているのか?
「社員がやる気がない」とは、どのような様子を指して言っているのか?
「みんな真面目に取り組んでいない」とは、どういう状態なのか?
その問題認識の元となっている事実を確認することから始める必要があります。

英語では、これを”Fact Base”といいます。事実をベースにしてという意味です。

日本人は、物事を大変情緒的に解釈・判断する国民です。
ただ感情的になっては、
きちんとした問題解決が行えなくなりますから、
まずは事実ベースで物事を捉えて、
そこから原因分析や解決策の検討に進む
必要があります。

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