ビジョン達成型課題へのアプローチ方法の第一ステップは、①望ましい将来像、すなわち
目標を定量・定性両面で設定することだと前回お話しました。


今回は、それ以降の話になります。

次のステップは、②現状分析です。
現状分析も、目標同様に定量・定性両面で捉えます。

定量面で現状が分析できると、目標とのギャップが定量的に把握でき、ギャップをどの程度
埋める必要があるのかの程度が分かります。

また定性面での現状分析をすると、定性的な目標とのギャップが分かり、現状の不足加減、
悪さ加減というのがよく分かります。

その上で、次に③解決策を検討します。
解決策案は、このギャップが埋められるようなものを考えなければなりません。

通常、皆さんに解決策案を考えてもらうと、自分が思いつくものを挙げますが、
果たしてそれだけでギャップが埋められるかというとはなはだ疑問なことが多くあります。

このため、目標と現状とのギャップを明らかにした上で、それを埋められるような解決策
を考える必要があるのです。

それには、自分だけで考えるのではなく、関係者といっしょになって、どうやったら
ギャップが埋められるかをいろいろな観点から検討してみるといいでしょう。

ビジョン達成型課題へのアプローチ方法で重要なのは、前回と今回でお話した発想の順番と、
定量・定性両面での検討ということなのです。

ビジョン達成型課題へのアプローチ方法は、英語ではバックキャスティング型発想と
いいます。未来から現在へ引き戻してくることからこの名前が付きました。