ビジョン達成型課題に対するアプローチ方法

ビジョン達成型課題、例えば新商品開発や新規事業開発等が相当しますが、
こうした課題にはどのようにアプローチすればいいのでしょうか?

現状を分析してみますか?それとも、何か自分でやりたいことを考えてみますか?
なかなか答えが見つからなさそうですね。

ではどうすればいいかというと、
それは、達成したい課題の目標を決めることです。

例えば、○○カテゴリーの新商品を開発するとか、
○○億円の売上以上になる新規事業を考える等です。

ただし、目標には、売上や数量のような定量目標と○○分野に進出する等の
定性目標があります。

私のこれまでの指導経験では、定量、定性両面で目標設定する必要があります。

定量目標のメリットは、
(1)数字で表すので、目標の高さ、程度、難易度が分かります。
(2)数字で表すので、覚えやすい。例:売上10億円等

一方で、定量目標だけだと、その目標の意味や意義が伝わりにくいです。
なぜそれを目標にするのか?何のためにやるのか等、定量目標だけでは
伝わってきにくいですよね。

ですので、定性目標も設定します。

定性目標のメリットは、
(1)そのことの意味・意義が伝えられます。
  例えば、「既存事業だけでなく、次世代に繋がるような新規事業を
始めるのだ」
とか、「既存事業の落ち込みを補完するのだ」等
(2)実現イメージを湧かせられる
  例えば、「自社製品が日本中の家庭に置かれている」とか、
  「お客様が健康になって、病気の心配がなくなる」等

ただ、定性目標だけでは、概念的・抽象的になってしまうおそれがあるので、
定量目標とセットで打ち出した方がいいわけです。

 

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