中国武漢に端を発した新型コロナウイルスの感染が世界的パンデミックとなり、
日本国内でも3月25日小池東京都知事が外出自粛要請を出し、4月7日安倍首相による
7都府県を対象とした緊急事態宣言が出され、さらに4月16日にその範囲を全国に広げました。

緊急事態宣言期間は、連休明けの5月6日までですが、さて、このコロナウイルス禍は、
いったいいつになったら終息するのでしょうか?

人間、未来に希望が持てると元気がでてきますが、トンネルの出口が見えないと、
「いったい、いつまで続くんだ!」と気が滅入ってきます。
そういう意味で、おそらく太平洋戦争中の日本人は今の我々よりももっと暗い気持ちで
過ごしていたのでしょう。

さて、本題のいつ終息するかですが、いくつかの説と私自身の期待値を紹介してみたい
と思います。

仮説その1:2022年まで外出自粛が必要
これは、集団免疫の考え方によるもので、米国ハーバード大学の研究チームが発表した
論文では、6割~7割の人が感染するまで終息しないということで、2022年まで
外出自粛が必要だとしています。
https://www.asahi.com/articles/ASN4H3SY1N4HUHBI00G.html
だいぶ気長に対応する必要がありますが、それまで経済が持つかという懸念を強く抱きます。

仮説その2:ワクチンが量産される年内まで
世界中で新型コロナウイルスワクチン開発が進められていて、例えば、タカラバイオでは、
年内に20万人分のワクチンの量産が可能となるとしています。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58262020Q0A420C2TJ2000/

仮説その3:抗ウイルス薬が量産されるまで(夏~秋にかけて)
国内では富士フイルムグループのインフルエンザ治療薬「アビガン」や既存の吸引薬
「オルベスコ」、米国ギリアド・サイエンシズがエボラ出血熱薬として開発した
「レムデシベル」等が有力視されています。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/medicine/?tab=2
これらの薬が早期に薬事承認され、量産されて投与されるようになれば、重症化を
防ぐだけでなく、早期治癒が図れるようになり、それほど感染を恐れる必要がなくなり
そうです。

仮説その4:「70日終息説」によれば6月終息
これは、ごく最近発表されたイスラエルのアイザック・ベン・イスラエル教授の説で、
以下のサイトに掲載されていますが、彼の説によれば、ロックダウンするしないに関わらず
コロナウイルスは、40日で感染のピークを迎え、70日(10週間)で終息するという
画期的なものです。
根拠はよく分かりませんが、すでに終息した武漢や台湾、香港等の実績を見ると、
信憑性が高まります。

STUDY: COVID-19 Infections Subside In 70 Days Irrespective Of Lockdown

因みにニューヨークもピークアウトしたようですし、ロックアウトを行っていない
スウェーデン等でも収束傾向にあるようです。

仮説その5:緊急事態宣言による接触8割減効果が出て、連休明けからOK
これは、厚生労働省のクラスター対策班の西浦北海道大学教授の試算よるもので、
すでにテレビで見慣れたグラフです。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57610560T00C20A4MM0000/

ただ、最近の4月22日の政府の専門家会議のよる提言で「接触を8割減らす10のポイント」
が出されたように、これまでの外出自粛・営業自粛では8割減まで行っていませんから、
連休明けの緊急事態宣言解除は難しそうですね。

以上5つの仮説を見てきましたが、私自身は、仮説その4に期待しています。
何かよく分からないけれども、「70日たてば終息」するものなら、してもらいたい、
ということです。
因果関係の分析は、後から行われてもいいわけですよね。

最速6月終息がありうることを考えて、再開の準備を整えておいた方がいいということ
ではないでしょうか。
また、6月には終わると思えれば、今の耐乏生活ももう少し我慢ができますよね。