以前にこのコラム欄で新型コロナウイルス感染症対策関連で、企業・経営リスク項目を
見直す必要があるとお話しました。
リスク管理項目を見直す参照)

近年は、地球温暖化の影響からか台風が大型化する等、自然災害リスクが高まっています。

企業としてリスク管理を行う上で、以下のフレームワークを知った上で、リスクの類別を
行い、対策を取るようにするといいでしょう。

つまり縦軸にリスクの発生確率、横軸にリスクの被害の大きさを取り、リスク低減対象
領域に入るリスクについて、4種類の対策を検討し、その効果と費用の関係から、
時間軸の要素も入れて、計画立てて対策を行っていきます。

(1)リスク回避策・・・・・・回避できるものは回避する
例えばデータセンターを2重化する等して、大規模災害が起きても、システム停止
やデータ喪失リスクを避ける等

(2)発生確率の低減・・・・・リスクが発生する確率を下げる
例えば、火災などの発生確率を下げるために、燃えにくい素材を使うとか、火器を
使わない、使わせない等
また、データの社外流出を防ぐために、PCはシンクライアント(データが保存
できないもの)にする等

(3)リスク(被害発生確率)の低減・・・リスクによる被害を受ける確率を下げる
例えば、大地震で津波の被害を受けないように、海岸から遠いところに工場や
事務所を移す等。大地震が発生する確率を下げることはできませんが、その
被害を被る確率を下げる等

(4)被害の低減・・・・・・・リスク事態が起きても、その被害を最小化する
台風等いつ、どこを襲うか分かりませんから、万一大型の台風が来ても、壊されたり
吹き飛ばされたりしないように、頑丈な建物に移るとか、補強する等